気候変動覚え書き

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zoom RSS 東南極氷床は2006年以降溶けている?

<<   作成日時 : 2009/11/30 23:52   >>

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NASAのGRACE衛星を使った重力計での測定によれば、これまで安定しているor質量が微増している(従来推定: -4〜22Gt/year)とされてきた東南極氷床は質量を失い始めているのかもしれないとのこと。Nature Geoscience掲載論文。
2002年4月〜2009年1月の氷床の質量変化を見積もったところ、東南極氷床は-57±52Gt/yearで質量を失っていることが判明。質量損失の大半は海岸部で起きており、2006年にも始まっていた可能性がある。従来から言われていた西南極氷床の質量損失も確認した。こちらは-132±26Gt/year (従来推定: -31〜-196Gt/year)。南極全体では-190±77Gt/yearであった。
これまで不可侵と考えられていた東南極氷床が質量を失っているならば、氷床の状態が変化しているのかもしれず、将来的に南極が海面上昇に大きく影響するかも、と著者。
をいをい。東南極氷床は多少のことではびくともしない筈じゃなかったのか?

いや、その前に、-57±52って、おっさん、そーゆー解釈の面倒な数字を出さんでほしいがな。減ってるなら減ってるとはっきり言わんかい。

、、、とか思いつつNatureのブログを見たら、やっぱり皆さん困惑している。「異なる推定 (GRACEによる重力計を用いた推定と、高度計や氷の動きに基づく従来の推定) が重大な不整合を起こしていることが間違いなく確認された。エラーマージンが大きすぎて、強固な結論を導くのは難しい」なんてコメントが。そうですよねえ。

Journal reference: J. L. Chen, C. R. Wilson, D. Blankenship & B. D. Tapley. Accelerated Antarctic ice loss from satellite gravity measurements. Nature Geoscience, 2009; DOI: 10.1038/ngeo694

NASA/Jet Propulsion Laboratory (2009, November 26). NASA satellites detect unexpected ice loss in East Antarctica. ScienceDaily. Retrieved November 27, 2009, from http://www.sciencedaily.com/releases/2009/11/091125230727.htm

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