先日今年10月の米国は史上3番目の低温だったというニュースを読み、おんやまあ、温暖化の最中でもそんな事は起きるんだ、月別の気温の振れ幅はそんなに大きいんだ、と思ったものの、本当に「おんやまあ」の一言で片づけていいのか、温暖化は実は言われているほどではないことを示す一助になったりしないのか、微妙に不安でした。私は気象データをじっくり見たことがない (子供の頃、毎日天気図を書いたこともないし、百葉箱を自作して毎日記録したこともない) =土地勘がないので、定量的なデータを調べずに断言するのは危険です。かといって自分で調べるほどの時間もない。と思っていたらちょうどいい論文が。日単位での史上最高・最低気温を「ある特定の日 (たとえば今日、11月18日) についてその観測所での従来の記録を更新すること」と定義する。米国本土48州での約1800箇所の観測所について、1950年1月から2009年9月までを解析した。1800箇所の観測所で10年間観測すると、一日の記録は657万回分になります。そのうち29.1万回(4.4%)が最高記録更新、14.2万回(2.2%)が最低記録更新だった計算になります。 肝心の月別は分かりませんが、一日単位での最低気温は今も頻繁に出ているし、2100年でも出続けるんですね。 だれか日本について同様の解析してくれないかな? Journal reference: Gerald A. Meehl, Claudia Tebaldi, Guy Walton, David Easterling, and Larry McDaniel, "The relative increase of record high maximum temperatures compared to record low minimum temperatures in the U.S.," GRL, to be appeared. Joseph Romm, 'Record high temperatures far outpace record lows across U.S.,' Climate Progress, November 14, 2009, from http://climatechangepsychology.blogspot.com/2009/11/joseph-romm-record-high-temperatures.html NCAR, 'Record High Temperatures Far Outpace Record Lows Across U.S.,' Nov. 12, 2009, from http://www.ucar.edu/news/releases/2009/maxmin.jsp |
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