気候変動覚え書き

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zoom RSS CO2のうち大気中にあるものの比率は歴史的に不変?

<<   作成日時 : 2009/11/17 02:50   >>

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大気中にあるCO2と、陸や海に吸収されたCO2との比率を南極の氷コア他の統計データのみに基づいて求めた。気候モデルは全く使わなかった。その結果、1850年以降について比率は10年あたり0.7±1.4%とほとんど変化していないことが分かった。これは、大気や海洋のCO2吸収能力は従来の推定よりずっと大きい可能性を示唆している。近年の研究の大半が、陸や海のCO2吸収能力は減少し始めるはずで、そうなればCO2濃度は急上昇するとしているのに反する。またポスト京都議定書の議論では吸収源が計算に入っており、それに影響する。
また本論文では、森林伐採によるCO2排出は18〜75%過大評価だったかもしれない、とされた。これは他チームが今月(2009.11)初め、Nature Geoscienceに発表した論文 (2倍以上過大評価されている) と整合している。
GRL掲載論文。
をー。もし本当だとすると、かなり重大な問題提起。
炭素循環の議論は大きくは決着したのかと思っていましたが、まだまだ続くんでしょうか。これだけ人間が地表をいじくり回して何も変化がないとは信じがたいのですが、私は炭素循環を勉強したことが全くないので続報を待つのみです。
著者は、これはポスト京都議定書の交渉とかにとって良いニュースでは?という質問に対して「そうとも限らない」「こうした研究のデータにはエラーがつきものだし、自然のフリーランチに頼るより、変化しない理由を確かめる方が先だ」と述べているとのこと。

Journal reference: Knorr et al. Is the airborne fraction of anthropogenic CO2 emissions increasing? Geophysical Research Letters, 2009; 36 (21): L21710 DOI: 10.1029/2009GL040613

University of Bristol (2009, November 11). Controversial New Climate Change Data: Is Earth's Capacity To Absorb CO2 Much Greater Than Expected?. ScienceDaily. Retrieved November 12, 2009, from http://www.sciencedaily.com/releases/2009/11/091110141842.htm

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