気候変動覚え書き

アクセスカウンタ

zoom RSS ハワイ沖、20年間連続した海洋酸性化の観測データ

<<   作成日時 : 2009/08/27 20:25   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

海洋酸性化の危険性は広く認識されているが、十分な期間、精度、測定間隔を持つデータはほとんどない。1988年にHawaii Ocean Time-series (HOT) プログラムの一つとして観測が始まったオアフ北、ALOHAステーションの20年分のデータを解析した。海面のpHの長期トレンドは-0.0019 ± 0.0002/yearで、大気中のCO2との平衡として予想される値と正確に一致した。だが季節変動や年変動、深さによる変動も大きかった。5年間にわたりトレンドが逆転したこともあった。年変動は、毎年の天候の変化により海洋の混合が変わり生物の反応が変わることが原因と思われる。また一部の深さでは表面よりも急速に酸性化が進んでいることが分かった。これは他で生成された海水が突入してきたか、表面でCO2を吸収して成長した生物が死んで沈んでその深さで分解されるといった生物的な効果か、その両方と考えられる。
このことから、海洋酸性化の観測やモデル作成を行う時には、各種の変動を考慮することが重要であることが分かった。PNAS掲載論文。
だから観測網の充実が必要です、もっと予算下さいw

いいよ、このために私の税金を使うのは。納得した。

John E. Dore, Roger Lukas, Daniel W. Sadler, Matthew J. Church and David M. Karl, 'Physical and biogeochemical modulation of ocean acidification in the central North Pacific,' Proc. Natl Acad. Sci. USA 106, vol.106 no.30 12235-12240, July 28, 2009.

Open Access article available online at http://www.pnas.org/content/106/30/12235

Alicia Newton, 'The acid test,', Nature Reports Climate Change, 13 August 2009, doi:10.1038/climate.2009.77, from http://www.nature.com/climate/2009/0909/full/climate.2009.77.html

ハワイ大のプレスリリース
http://www.soest.hawaii.edu/soest_web/2009_news_PDFs/PNAS_Ocean_Acidification_release.pdf

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ハワイ沖、20年間連続した海洋酸性化の観測データ 気候変動覚え書き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる