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zoom RSS 南極の基岩、場所によっては数mm/yearで浮上中

<<   作成日時 : 2008/12/20 14:14   >>

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南極の基岩は氷床の融解に反応して数mm/yearで上昇したり、場所によっては沈降したりしている。南極に構築された3つのGPSセンサー網 (POLENET, West Antarctic GPS Network (WAGN), Transatrantic Mountains Deformation (TAMDEF) network) の予備的な観測結果によるもの。
南極西氷床の厚さとその変化は、人工衛星から高さを観測してそこから基岩の高さをさし引く、Gravity Recovery and Climate Experiment (GRACE) 衛星の重力観測を用いる、ことで求められていた。いずれの場合も基岩やその下のマントルの情報が必要で、それは氷床の融解に対する応答モデルを作ることで算出されてきた。従来は観測データが不足していたため。だが今回得られた観測結果をモデルと比較したところ、合わないことが判明。モデルでは上昇しないことになっていたが数mm/yearで上昇している場所が発見され、更にはモデルでは予測されていなかった、沈降する場所も見つかった。数mm/yearは小さく見えるが非常に大きな数字、と観測を指揮するOhio State Univ. のTerry Wilson準教授。この観測結果は、氷床の厚さの変化の観測精度を大幅に向上させることに繋がる。
POLENETでは2007年12月から科学者たちがセンサーを南極に埋め込んでいる。2010年に完成し、2012年までデータを取る予定。
Wilson先生、数mm/year (several millimeters) は十分に大きいと思いますよ。だって浮上の原因はアイソスタシーですよね?そして、氷と岩石の比重の比は3とかですよね?ということはつまり、氷床は少なくともcm/yearのオーダーで溶けていると仰っておられるんですよね?
でもそれは一部地域だけなのかな。沈降している場所もあるらしいし、であれば基岩が歪んだ結果かなあ、、、観測結果を丁寧に眺めないと確かなことは何も言えないか。データが揃うのが待ち遠しいですね。
それはそうと、南極に埋め込む、と簡単に書いてあるが実際にはどうやるんだろう。だって基岩って氷床の下ですよね。

Ohio State University, "As ice melts, Antarctic bedrock is on the move," December 15, 2008, retrived from http://www.enn.com/ecosystems/article/38862

Ohio State University (2008, December 15). As Ice Melts, Antarctic Bedrock Is On The Move. ScienceDaily. Retrieved December 19, 2008, from http://www.sciencedaily.com/releases/2008/12/081215091013.htm

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