気候変動覚え書き

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zoom RSS 初の南極の氷の動きマップ完成

<<   作成日時 : 2011/08/27 06:24   >>

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南極の氷がどのように動いているか、南極全体のマップが完成したとのこと。全体を示したマップは初だそうです。アニメもあります。

International Polar Yearを機に各国のデータを持ち寄り、JAXAのALOS PALSAR、ESAのERS-1, ERS-2, ENVISAT ASAR、CSAのRADARSATとRADARSAT-2という5個の衛星、特にJAXAのALOS PALSAR, ESAのENVISAT ASAR, CSAのRADARSAT-2のデータを組み合わせて作ったとのこと。JAXAからもプレスリリースが出ています。ALOS (だいち) は結果を出しているということですね。すばらしい。

....なんですが、私には基本的な知識がないので気持ちが悪い。マイクロ波の合成開口レーダーのデータから氷の速度と方向を割り出す方法って?年に数メートルしか移動しないものの様子を、人工衛星からの1回のスキャンで捉えられるとは思えない。ドップラー効果?まさかね。何回かスキャンして、地形の特徴的な点を画像処理で割り出し、その動きを見るのだろうか。氷河って、流れてもそうした特徴的な点はちゃんと割り出せるものなんだろうか。だいちの合成開口レーダーのスペックは知りませんが、多分、分解能は数百メートルですよね。そんな荒い分解能でちゃんと特徴的な点を洗い出し、数回の計測の間の移動速度が検出出来るものなのだろうか。そんな方法で作るとかなり値が荒れそうです、なめらかなマップになるとは思えないのですが、最終的なマップは美しく仕上がってます。移動平均?

これはScience掲載論文ですが、そんなことは常識らしく、abstractにもプレスリリースにもマップ作成方法は一切書いてありません。JAXAのプレスリリースには、Digital Elevation Model (DEM, 数値標高モデル) を使ったと書かれているので、特徴的な地形の移動を画像処理で割り出すのかなぁ、と思うのですが、、、うぅ。

Journal reference: E. Rignot, J. Mouginot, B. Scheuchl, Ice Flow of the Antarctic Ice Sheet, Science, August 18 2011. Science DOI: 10.1126/science.1208336

MEaSUREs Project: Ice Velocity in Antarctica, -- BREAKING NEWS -- August 18, 2011, Rignot, E., J. Mouginot, and B. Scheuchl (2011), Ice Flow of the Antarctic Ice Sheet. Science, from http://ess.uci.edu/researchgrp/erignot/projects/velocity

University of California - Irvine (2011, August 19). Researchers chart long-shrouded glacial reaches of Antarctica: Huge rivers of ice are found flowing seaward from continent's deep interior. ScienceDaily. Retrieved August 25, 2011, from http://www.sciencedaily.com/releases/2011/08/110818142741.htm

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