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zoom RSS 北半球の雪氷の変化による太陽放射吸収の変化; 1979-2008

<<   作成日時 : 2011/03/07 21:23   >>

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北極海の海氷やグリーンランド氷床等の北半球の雪氷が放射強制力、およびアルベド・フィードバックに及ぼす影響を1979-2008について様々な衛星観測と地上観測を組み合わせて計測した。雪氷による放射強制力の変化は5月が最大で、北半球全体を平均すると-4.6〜-2.2W/m^2であった。また1979-2008で見ると0.45W/m^2減少していた。これにより北半球全体では100ペタワット多く太陽エネルギーを吸収するようになった。このエネルギーの半分は雪を早く溶かすのに使われ、残り半分は海氷を溶かすのに使われていた。
これらの観測結果から計算すると、北半球の雪氷によるアルベド・フィードバックの大きさは0.3〜1.1W/m^2Kであった。これは18個の気候モデルを用いた従来推定よりもかなり大きい。Nature Geoscience掲載論文。
雪氷圏全体の反射を実測したのは初めてとのこと。従って経年変化の実測も初だそうです。実測はいいですね。すばらしい。NASAのサイトには雪氷が放射強制力に与える影響、およびそれが1979-2008でどのように変化したかを示すマップが掲載されています。ヒマラヤでは大きく反射が減少していますが、チベット高原では増加しているのが目を引きます。眺めていると飽きません。

Journal reference: Flanner, M.G., Shell, K.M., Barlage, M., Perovich, D.K., and Tschudi, M.A. (2011, January 16). Radiative forcing and albedo feedback from the Northern Hemisphere cryosphere between 1979 and 2008. Nature Geoscience 4, 151-155 (2011) doi:10.1038/ngeo1062

NASA Earth Observatory, Melting Snow and Ice Warm Northern Hemisphere, February 24, 2011, from http://earthobservatory.nasa.gov/IOTD/view.php?id=49440

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