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zoom RSS 南極の海氷はこの30年で微増

<<   作成日時 : 2010/06/23 23:01   >>

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北極海の海氷は縮小を続けているが、南極周辺の海氷面積は1970年代末からこの30年間、約10万km^2/10yearで増加しており、現在は冬には1900万km^2を覆う。オゾンホールが出来て南極大陸の上の寒気の循環が強まり、南極大陸が冷たく保たれている影響である。海氷は主としてRoss Seaで、陸から沖に向かって風が吹き、氷が押し流され、顔を出した海面が更に凍ることで増えている。
オゾンホールの拡大は既に止まっており、遠からず縮小に向かい2060〜70年頃には消滅する見込みである。このため、この海氷の増加は長くは続かない。今世紀末までには海氷の1/3は失われる見込み。
オゾンホール出現と人工衛星観測開始は同時であった。従って衛星観測だけでは海氷の成長はオゾンホールによるものとは言えない。だが、氷床コアの化学マーカーや昔の捕鯨船の記録から、ホール出現以前は海氷は減少しつつあった可能性が高いと判断できる
懐疑派の方々には「北極の海氷が減少すると温暖化のせいだといい、南極が増加するとオゾンホールのためだという、お前らの減らず口にはほとほと感心する」と言われそう。

こうした話を聞くと、南極大陸本体はやっぱりこの数十年間寒冷化 or 気温はほとんど変化していなかったのでは?という気が。つまり南極本体も温暖化していることが新たな統計的手法により明らかになったというNatureの表紙を飾った記事は、Natureの表紙を飾った記事には勇み足が多いという法則の新しい例に過ぎなかったのでは、、、ま、下衆の勘ぐりです、数十年かけて論文が積み重ねられるのを待ちましょう。

なおこれは、国際極年 (International Polar Year, IPY) の観測成果を発表する学会がオスロで行われ、そこでの発表だそうです。学会の参加者によると他に「北極の氷が劣化し”腐って”おり、(IPYで使われた)カナダの砕氷船は予想より遙かに厚い氷を割ることが出来た」「従来の衛星観測は多年氷を実際よりも多く見積もっていた、これは多年氷の上の雪に惑わされいた結果であった」「北極増幅は確かに起きており、それに海氷が大きな役割を果たしている」等々の発見があったとのこと。

Antarctic Sea Ice Paradoxically Growing, Jun 17, 2010 9:10 AM ET, By Molika Ashford, OurAmazingPlanet Contributor, from http://www.ouramazingplanet.com/antarctic-sea-ice-paradoxically-growing-0281/

Growing Antarctic sea ice linked to damaged ozone, Reuter, Alister Doyle, Environment Correspondent, Tue Apr 21, 2009 12:04pm EDT, Editing by Farah Master, from http://www.reuters.com/article/idUSTRE53K3QP20090421

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