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zoom RSS 北極海の多年氷、遂に見つからず

<<   作成日時 : 2009/05/21 22:52   >>

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カナダ北岸付近から1000kmを歩いて北極海の海氷を調査するミッションが終了したそうです。得られた結果は

  • 徒歩で73日間、434kmを踏破した。予定では北極点まで行くことになっていたが北極点まで490kmで打ち切り
  • 一度も多年氷に出会わなかった。この謎の解決にはしばらく時間がかかる
  • 途中打ち切りの原因:補給の飛行機が悪天候で飛べず、それを待つために2回で計18日遅れた、氷の厚さを測るice-penetrating radarが動作せず、氷を毎日ハンドドリルで4時間かけて掘らねばならなかった(レーダーが使えれば時間は半分だった)

多年氷に一度も出会わなかったというのは変ですね。見間違いじゃないか?判定方法になにか問題があるのでは?とか思いますが、いまプロの皆様がよってたかって頭をひねっておられるでしょうから、その結果を待ちたいと思います。

James Randerson, 'Arctic explorers end mission to survey sea ice,' The Guardian environmental blog, 13 May 2009, from http://www.guardian.co.uk/environment/blog/2009/may/13/catlin-arctic-survey-ends

2009/05/22 恥ずかしい綴り間違いがあったので訂正
2011/08/21 リンク切れ修正

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フィールドワークとリスク管理
 読んだ瞬間「あー、アホだなぁ」と思った。あまりに腹立たしいので斬る。 ...続きを見る
海を往く者
2009/05/31 00:05

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
自分は、南国の炎天下で、脱水症状を起こしながらも資料収集作業を行ってきたので、

このコシヌケどもめ!

と思ってしまいました。
これから多年氷地域に行くんだから安心して突き進め!なんて現場状況も見ずに言ってみます。

サンプリングの手法(機器故障に備えて二つ持つとか)、移動走破の手法(犬ぞりは不可?)など、真面目にやろうとしてたのでしょうか……。
来年、立候補してみたいものです。
綾波シンジ
2009/05/23 23:19
ひー、厳しい(笑)
まあ確かに、なんで犬ぞりじゃないのとか、バックアップはどうしたのとか私も思いました。レーダーのバックアップはハンドドリル、、、なんだろうか?私は氷上観測の経験がないのでさっぱり見当がつきません。
もし来年立候補されるのでしたら、是非ブログで実況中継を。この人たちはインターネットで実況しまくり、宣伝しまくったようですから。
Polly
2009/05/24 00:23
これについて、近いうちに記事にしようかと思います。

僻地観測(しかも期間限定)は、機材が壊れると取り戻せませんから、最低2つは同じのをそろえるように、と言われました。(ご存じかも知れませんがO.H.先生です(大村先生ではなく))

他にも、大村先生の氷河観測では、最新鋭観測、普通の結果を出せる観測、最低限の結果を出せる観測の3種類をやっておけと言われていました。

移動手段の効率化も、例えば、そりに帆(それがテントにもなるとか)をつけてみるとか、色々考えようはあったはずなのですが。写真で見る限り、クロスカントリースキーを楽しんでたような・・・

>是非ブログで実況中継を
どこで立候補出来るのでしょうね。是非やってみたい。
その人達は、不正がないことを示す為の途中中継だったのかな?
暇つぶしにやってるなら、何か間違ってるような・・・
綾波シンジ
2009/05/24 23:49
記事よろしくお願いします。現場を知る人間から見るとどう見えるのか、非常に興味があります。
ビジネスの世界にいる私の目から見ると、彼らの目的と行動基準は明確です。第一に宣伝活動。学術貢献は第二。それは当然でして、ビジネスとしては最終的に金が儲けなければなりません。どれほど善意があろうとも無一文では寄付ができません。
この活動を途中中継したのは、マスコミに記事にして貰うため当然の行為です。お陰で何度も英国主要高級紙の一つであるGuardianに載り、恐らく他のメディアにも載ったでしょう、保険会社Catlinの宣伝として見れば十分に効果がありました。
気になるのは、犬ぞりではなく徒歩なのはマスコミを引きつける劇的効果を学術調査より優先した結果かです。儲けは慈善行為の源泉です、私は1回の学術調査より儲けを優先する行為を否定しません。でもその時は地道なフォローアップが欲しいですね。
正直いって、綾波さんが立候補しても選ばれるとは思いません。日本に進出していないCatlinには日本人を選ぶ理由がありません。話をするなら日本進出を狙う企業です。
Polly
2009/05/25 06:08

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