気候変動覚え書き

アクセスカウンタ

zoom RSS 人口密集地の河川の流量、過去半世紀で減少

<<   作成日時 : 2009/04/26 13:51   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

1948年から2004年までの925の大河川の流量を、実測を、計算機による流量モデルで補間することで推定した。これは南極とグリーンランドを除く主要地域をカバーしており、全河川の流量の73%を含んでいる。
約1/3の河川で流量が大きく変化していた。それを流量が減少した河川と増加した河川に分けると比率は2.5:1であった。前者には多くの人口を抱える河川、黄河やガンジス、ニジェール、コロラド川が含まれる。後者は人口の少ない、北極海へ注ぐ河川が雪や氷が溶けて増水した事によるものであった。
流量が減少した原因としてはダム、農業用水や工業用水など様々なものがあり得るが、多くの場合、気候変動により降水パターンや蒸発率が変化したことが原因らしいことが分かった。
太平洋に注ぐ流量は6%, 絶対量にして526km^3、インド洋に注ぐ流量は3%, 140km^3減少していた。北極海への流量は10%, 460km^3増加していた。
個別河川では、コロラド川の流量は降水量の減少と消費量の増加のため14%減少していた。だがミシシッピ川は中西部での降水量の増加のため22%増加していた。Brahmaputraや揚子江は安定か増加傾向を示した。だがヒマラヤの氷河が消滅すると将来的には減少する可能性がある。
気候変動が河川の流量に与える影響は諸説あった。いくつかのコンピュータモデルでは北極圏に流れ込む河川以外は多くが減少するとされていた。降水量が減少し、気温上昇で蒸発量が増えるためである。だが以前行われた、今回ほどは包括的ではない調査では流量は増えているとされていた。
Journal of Climate 5月号掲載予定論文。
流量が変化した原因を気候変動(降水量の変化や蒸発量の変化)と判断した理由が明記されていないのですが、流量モデルと合うからなのかな?

黄河の流量モデルとかは相当な気合いを入れて作られ、実測データと降水パターンとを詳細に比較対照して合う合わないを議論しているらしいことが黄河断流を読めば分かるのでそれで良いと思いますが、925の河川全てについてそれが出来ているのだろうか?少なくとも多くは黄河ほど分厚い体制は敷かれていない筈。うーんわからん。

National Science Foundation (2009, April 22). As World Warms, Water Levels Dropping In Major Rivers. ScienceDaily. Retrieved April 26, 2009, from http://www.sciencedaily.com/releases/2009/04/090421101625.htm

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
人口密集地の河川の流量、過去半世紀で減少 気候変動覚え書き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる